「お守り」として入っていた、医療保険に救われました。
会社からの帰り道、急にみぞおちが痛み出し、次第に右下腹部の痛みとなって、その場で歩けなくなってしまいました。周りにいた人が救急車を呼んでくれて、そのまま病院へ搬送されました。
急性虫垂炎(俗に言う盲腸)と診断されて、緊急手術を受けました。症状が悪化している場合は開腹することもあるとのことですが、幸いそこまで悪化しておらず、傷跡が小さく回復も早い「腹腔鏡下虫垂切除術」で手術することになりました。
初めての手術でしたが、無事に終了し、順調に回復しました。入院は7日間でした。個室にしたかったのですが、差額ベッド代がかかると知り、やむを得ず大部屋としました。それでも、入院中に使う衣類やテレビカードの購入、お見舞いに来てくれる友達への快気祝いなども含めると、思っていたより多くの金額がかかりました。
治療費の自己負担額のほか、差額ベッド代など1日あたり平均19,800円かかります。
※生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度
高額療養費制度の対象にならない費用が意外に多く、相応の額の自己負担となりました。
* 過去12ヵ月に3回以上高額医療費の支給を受けた場合の、4回目以降の限度額
※ 厚生労働省保険局 「高額療養費制度を利用される皆さまへ」
ただ、「お守り」として入っていた医療保険で、自己負担額を十分カバーできました。初めての入院・手術で不安がいっぱいだったのですが、そんなときにお金の心配までしなくてよかったのは不幸中の幸いでした。
<標準報酬月額28~50万円の場合>
*「自己負担額」には、高額療養費制度の対象とならない入院時食事代が含まれます。
※参考:生命保険文化センター「医療保障ガイド」